「これなに?」期と「どうして?」期
長男の風邪はやっと一段落しました。ふう、長かった。
どうやら鼻の粘膜をやられたらしく、日曜日から2日つづけて、夜の睡眠中に鼻血がでます。
血まみれで眠る長男、布団に広がる大量の血痕。
朝の寝室は殺人事件の現場と化しております。地獄絵図です。
「(犯人)血が...血が落ちねえんだよぉー!」をリアルにやってます。
敷布団にしみこんだ血液って、どうやって落とせばいいんだろう...。(絶望)
話はかわって。
次男、今月末で2歳。絶賛「これなに?期(第一次質問期)」です。
目につくもの、何でもかんでも、自分の知っているものでも無造作に「これなに?」と聞きまくります。
モンテッソーリ教育でいうところの、「言葉の敏感期」でしょうか。
頭の中で物と名前が一致した瞬間、快感ややる気を起こすドーパミンが出ているらしいです。
以前読んだモンテッソーリ教育の本から。
「これなーに?」に「花だよ」と答えるだけの家庭と、「これはコスモスっていう花で、秋に咲くんだよ。秋に桜と書いてコスモスと読むんだよ」と答える家庭とでは、子どもの育ち方が全然違ってきます。いわゆる教養です。
こちらを参考に、私もできるだけ関連情報もいっしょに教えてあげるようにしています。
かたや6歳の長男は「どうして?いつから?どうやって?期(第二次質問期)」に突入。
地球のはじまり、天気のこと、ニュースで流れる政治経済の話などなど。
こちらも目についたもの全てに疑問をもちます。
世の中の原理原則を「はっきり・くっきり・すっきり理解したくてしかたがない」時期なのだそうです。
私にはうまく答えられない難しい質問も多いため、図鑑などで一緒に調べるようにしています。
疑問に思ったことを、自分で調べる習慣が身につけばいいなあ、という期待をこめて。
日々、2人からの壮絶な質問ぜめにあっている私ですが、この対応は意外と楽しい!
同じ「質問期」でも、1歳と6歳では内容がまったく異なるため、さまざまな難易度のクイズをランダムに出題されている感じです。
今まで興味がなかった、ニガテな分野からの質問も容赦なくぶつけられます。(地理歴史系はとくにヒサン!)
それに答えようと聞いたり調べたりするうちに、私自身の知識も増えているような気がしてちょっとお得です。
この質問期、やはり「期」なので終わりがあります。
子どもにとって大切な時期だということを忘れず、丁寧に付き合っていきたいと思います。
会話力をきたえる
引き続き風邪っぴきの長男。熱は38.1度。
今日は家で仕事をすることに。
仕事の合間にお粥つくったり、薬をのませたり、「のどかわいたー!でも何が飲みたいかわからーん」の要求に3種類の飲みものを用意してみたり、おう吐未遂に対処したり、雑談に付き合ったり。。。
仕事にならーーん!!
まあ、想定の範囲内です。開き直りが大事。
長男とふたりだけの時間って珍しいし、せっかくだから楽しもう!
さて。購読中の『PRESIDENT Online』に興味深い記事を発見しました。
"会話上手な人は「話したいことを捨てる」"
なぜ人との会話が長続きしないのか。
「破綻なくコミュニケーションをし続けるコツ」が紹介されていました。
まずは会話をしているときの姿勢。
猫背状態だと相手にこちらの不安が伝わり、良い印象を与えない。
逆に胸の前を開いた状態で話すと、自信があるように見え、相手からの信頼を得られるというもの。
次に、相手の話を聞くとき、相槌を打つだけでなく、「あなたの話に興味があります」という表情を浮かべるのがコツだという。
相槌や同意の際は、目を見開いたり、眉を上げ、前のめりで「まさにそれです」「それ、どういうことですか?」など、『繋ぐ言葉』を添えると効果的。
相手の情報から会話に使える要素をすくい上げ、どう広げるか。
例えば相手が身に着けているものから話題を拾う。(ネクタイなど)
相手と関係を近くしたいなら、相手の話の中で自分と共通するものを見つける。
話が途切れ、お互い黙ってしまったとき。
まず沈黙を恐れないことが大切。こちらが慌てると、その雰囲気が相手に伝わり、さらに気まずくなってしまう。リラックスすることが第1。
楽しい話なら「それは面白いですよね」と口にして、仕事の労いなら「それは大変でしたね」という言葉をかけてみる。そこから相手が何かをしゃべりだしてくれることもある。
会話の継続には『聞く技術』が大切。
自分が話したいことを捨てる太っ腹な姿勢が必要。
明日から実践できそうなことがたくさん書いてあり、とても参考になりました。
とりあえず、猫背を直さなくては。ヨガでもはじめてみようかな?
あとは、話が途切れたときに慌てないこと!!
これは大事だ!いつも慌てまくって失敗しまくっている私。肝に銘じておきます。
リラックスリラックス。
長男、発熱。
仕事中に時々かかってくる恐怖の電話。
今日もありました。
「長男くん、いまお熱が37.8度です。お迎えお願いしまーす!」
はいきたーーー!
またきたぁーーー!
先週もあったばっかじゃーーん!!
いったん職場を抜け出してお迎えへ。
午後からどうしても抜けられない仕事があったので、私の実家へ連れて行きました。
その後仕事に戻ろうとすると…
「おかあさーーん!行っちゃやだーー!(号泣)」
もう、めっちゃくちゃうしろ髪ひかれました。
6歳でもまだまだ甘えたい盛りですよね。
あまりの罪悪感から、仕事帰りに長男の大好きなスーパーマリオの本を買ってしまいました。
帰宅後、38.8度まで熱があがっていたので病院へ。
インフルエンザの検査は陰性でした。
夜もなんだかグッタリしたまま、リビングで寝てしまいました。
ここで問題発生。…歯を磨いてない!
これは本当にいつも悩みます。
アイスも食べた事だし、やっぱり磨くべきか?
でもやっと寝たのに起こすと可哀想かな?
ぐるぐる考えて、今日はこのまま寝かす事に決めました。明日の朝いっぱい磨こう。
子育てって、こういう小さな選択を迫られる場面がすごく多いような気がします。
優柔不断な私にとって、育児で大変なことのひとつにカウントされています。
今日は一日、大人しくて甘えん坊な長男でした。弱ってる長男、ちょっと可愛い。
でもやっぱり元気がいちばん!
いつも通り、生意気でもうるさくてもいいから、早く良くなってね。
そして、足の薬指をつって悶絶する私に、満面の笑みで「いたいのいたいの、とんでけー!」をしてくれた次男、
かわいすぎか!!
雑談がにがて
雑談が苦手なんです。
いわゆるコミュ症ってやつですね。
長い間悩んでいることの一つです。
今日も、息子の保育園のお迎えの時、先生2人(若くて可愛い♡)がとってもフレンドリーに話しかけてくれたのに、うまく受け答えできませんでした。
うまい受け答えっていったい何だ⁈とも思うけれど、みなさん本当に上手なんです。受け答え。いつどこで習ったんだろう?
もういい歳なんだから、子持ちのおばちゃんらしく井戸端会議とか楽しみたいのになぁ。
とにかく、気の利いたコメントが思いつかないんです。あとは会話の流れにそぐわないトンチンカンな事を言ってしまったり。
過去の自分の発言をお風呂で思い出して、「あ''あ"ーー!!」ってなるのは日常茶飯事で。。
ちょっと「雑談が苦手」でググってみました。
結果→→もしかしたらアスペルガーかも。
OH!!
でも妙に納得。自己診断でADHDかと思っていたけれど、そっちもあり得るのかー。
もう少し詳しく調べてみました。
(発達障害カウンセラー吉濱ツトムさんの記事より)
なぜアスペルガーの人は雑談ができないのか。理由のひとつに、ワーキングメモリーが弱いということがあげられます。
人と会話をするときは、少し前に聞いた話を覚えていて、今聞いたばかりの話とつなげることで意味を理解しています。ほんの数分前、数秒前の記憶が積み重なっていくことで、初めて相手の言っていることが理解できるのです。
アスペルガーの多くはこのワーキングメモリーが非常に弱っていて、相手が言ったそばから話を忘れてしまいます。
なるほど。たしかに当てはまっていると思います。
ワーキングメモリーの弱さだったのか〜。
少しすっきりしました。
ワーキングメモリーはこれからでも鍛えられるとの事で、希望があります♪
あと考えられる原因は、やっぱり発達障害の二次障害からくる対人恐怖症、社交不安あたりでしょうか。
いろいろ調べて、出来ることはやってみて、
もっとリラックスして人と向き合えるといいなと思います。
【読書】『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』
未就学の息子が2人いるので、やはり教育については興味があります。
最近読んだのはこちら。
モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す! (知的生きかた文庫 ふ 31-1)
- 作者: 藤崎達宏
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2017/10/23
- メディア: 文庫
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イタリアのマリア・モンテッソーリが創った「モンテッソーリ教育」。
最近では棋士の 藤井聡太さんが幼少時代に受けていた教育法として有名になりましたね。
この本では「モンテッソーリ教育」について解りやすく説明されており、家庭での簡単な取り入れ方も紹介されています。
読んでる最中は、「なるほど!!」と「んな簡単にいくかぁ~!!」を繰り返しつぶやいておりました。
でも読んでよかったです。子育てのヒントが本当にたくさんありました。
以下は私の覚え書きです。
- 親が子供の成長過程を「予習」することで、今がどの発達時期にいるのか知ることができる。→その子に適したタイミングで、その子に合った教育をする「適時教育」
- 「子どもの発達の四段階」
- 「乳幼児期」0歳~6歳(敏感期。変化が激しく親は要注意!)
- 「児童期」6歳~12歳(成長が安定。親は少し力を抜いてもOK)
- 「思春期」12歳~18歳(変化が激しく親は要注意!内面は弱くナイーブ)
- 「青年期」18歳~24歳(成長が安定。自立へ)
- 「敏感期」とは、子どもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、ある限定された時期のこと。言葉の敏感期、運動の敏感期、数の敏感期など。その時期に適した環境を用意することが大切。
- 「成長のサイクル」
興味・関心→自己選択→繰り返し 集中現象→満足感・達成感→様々な能力を習得する→自己選択力・自己肯定感・挑戦する心→ 興味・関心 - 子どもが自分の力で自分を育てる「自己教育力」を信じ、大人はそれを援助する。
この本の内容で、私が手帳に書き留めた文章があります。
第4章の第1節『人生に必要な二つの肯定感』より
自己肯定感というのは、決してうぬぼれではなく、「どんな場所、どんな状況になっても、俺は、私は、そこそこやっていけると思うヨ」といった感じの、楽観的な自信です。自分の存在を認めて、自分を好きになっているという状態です。
社会に対する肯定感というのは、「世の中にはたくさんの人間がいるけれど、それほど悪い人ばっかりではないから、何か困ったことがあったら、誰かに聞けばいいヤ」といった、人間に対する楽観的な信頼感です。
これは大人の私にとっても新しい発見でした。
自己肯定感をもつこと。「そこそこやっていける」という、楽観的な自信。そして、今までその概念すら持っていなかった、社会に対する肯定感。ぜひ身につけていきたいです。
そして、息子たちにもこの大切な二つの肯定感が生まれるといいなあと願っています。
モンテッソーリ教育、おもしろい!これからもちょくちょく勉強していきたいです。