【読書】『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』
未就学の息子が2人いるので、やはり教育については興味があります。
最近読んだのはこちら。
モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す! (知的生きかた文庫 ふ 31-1)
- 作者: 藤崎達宏
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2017/10/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
イタリアのマリア・モンテッソーリが創った「モンテッソーリ教育」。
最近では棋士の 藤井聡太さんが幼少時代に受けていた教育法として有名になりましたね。
この本では「モンテッソーリ教育」について解りやすく説明されており、家庭での簡単な取り入れ方も紹介されています。
読んでる最中は、「なるほど!!」と「んな簡単にいくかぁ~!!」を繰り返しつぶやいておりました。
でも読んでよかったです。子育てのヒントが本当にたくさんありました。
以下は私の覚え書きです。
- 親が子供の成長過程を「予習」することで、今がどの発達時期にいるのか知ることができる。→その子に適したタイミングで、その子に合った教育をする「適時教育」
- 「子どもの発達の四段階」
- 「乳幼児期」0歳~6歳(敏感期。変化が激しく親は要注意!)
- 「児童期」6歳~12歳(成長が安定。親は少し力を抜いてもOK)
- 「思春期」12歳~18歳(変化が激しく親は要注意!内面は弱くナイーブ)
- 「青年期」18歳~24歳(成長が安定。自立へ)
- 「敏感期」とは、子どもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、ある限定された時期のこと。言葉の敏感期、運動の敏感期、数の敏感期など。その時期に適した環境を用意することが大切。
- 「成長のサイクル」
興味・関心→自己選択→繰り返し 集中現象→満足感・達成感→様々な能力を習得する→自己選択力・自己肯定感・挑戦する心→ 興味・関心 - 子どもが自分の力で自分を育てる「自己教育力」を信じ、大人はそれを援助する。
この本の内容で、私が手帳に書き留めた文章があります。
第4章の第1節『人生に必要な二つの肯定感』より
自己肯定感というのは、決してうぬぼれではなく、「どんな場所、どんな状況になっても、俺は、私は、そこそこやっていけると思うヨ」といった感じの、楽観的な自信です。自分の存在を認めて、自分を好きになっているという状態です。
社会に対する肯定感というのは、「世の中にはたくさんの人間がいるけれど、それほど悪い人ばっかりではないから、何か困ったことがあったら、誰かに聞けばいいヤ」といった、人間に対する楽観的な信頼感です。
これは大人の私にとっても新しい発見でした。
自己肯定感をもつこと。「そこそこやっていける」という、楽観的な自信。そして、今までその概念すら持っていなかった、社会に対する肯定感。ぜひ身につけていきたいです。
そして、息子たちにもこの大切な二つの肯定感が生まれるといいなあと願っています。
モンテッソーリ教育、おもしろい!これからもちょくちょく勉強していきたいです。